創作工房に敷かれた青いビニールシート
「本当にやるの?」意味深なダリオ先生のひと言から始まった
アートレクチャー「せかいの色はどんな色?」
いったい何がはじまるのかな?

裸足になって、円形に広がったら、
まずはダリオ先生の動きを真似っこ。
跳んだり、回ったり、しゃがんだり、
集まったり、広がったり、
寝転がってビチビチ 魚になったり、
ガォー 叫んで怪獣になったり、
ふにゃふにゃ脱力たこ人間になったり、
心と体をほぐしていきます。


いよいよ2枚の白い布が登場。
これに絵を描くのかな?と思ったら、体に巻きつけて
アラビアのお姫さまや王子様にされちゃった。
なかなか、すんなり絵を描く展開にはなりません。


2枚の布は、水に浸したあとでビニールシートの上に。
ばしゃんばしゃんと豪快に広げられます。
「今日はここにみんなで庭を描こう。庭には何がいるかな?」
お花、ちょうちょ、ハチ、みみず、とんぼ……
「今、言ったものを描いてみようか」
色鉛筆を配るときも、ダリオ先生は簡単には渡してくれません。
う~んと背伸びしたり、ヒョイっと隠されたり、なぜか水をかけられたり!?
もぅ、ダリオ先生のいじわる!


2枚の布を8人ずつで囲み、色鉛筆で描いていきます。
最初は、みんな遠慮がちだったけれど、
だんだん大胆に描く友達も出てきたよ。
よ~し、どんどん描くぞ~


下書きが終わったら、今度は絵の具で色ぬりです。
一人ずつ、絵筆と絵の具のボトルが渡されます。
「白いところがないように、絵の具で塗っていこう」
目の前の布に白い部分がないように、
とにかく自分の色で塗りつぶしていきます。
「ストップ、では右にズレて」
布を一周、少しずつ場所を移動しながら、
絵筆でペタペタ。はみ出したって大丈夫。
友達やダリオ先生が、塗り重ねたり、ふちどったり、
さりげなく修正してくれるからね。


メンバーや場所を交換したので、
2枚の布どちらにも関わる形になりました。
みんな、足の裏までカラフルに塗りながら、
16人で2枚の作品を完成させたよ!
最後にダリオ先生が日付をサインして
みんなで記念撮影です。


せかいの色は、どんな色?
言葉では説明できないのがアートです。

イタズラ好きで、ちょっぴりいじわる、
めげない強さと、さりげない優しさから生まれた
ゆめプラの色を、
みなさんもぜひ見にきてくださいね。

Byサラダ

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