水ロケット界の神様「世界の片岡」と水ロケットを作って飛ばそう!!が 9 月 23 日(祝)に
開催されました。


この講座は、講師に「かかみがはら航空宇宙科学博物館」などで水ロケット教室を主宰する片岡鉄
雄さんをお招きして開催されました。
片岡さんはペットボトルロケットの界の神様と呼ばれているのですよ~。

講座は小学 1 年~3 年生の親子が対象のミニペンシル水ロケットコースと、小学 4 年生~中学生を対
象にしたミニパラシュート水ロケットコースの 2 つのコースで水ロケットを作って、

実際に飛ばす講座です。講座の手伝いをしてくれるのは東浦町で活躍している ToolBox の 3 名のスタッフのみなさんです。


打ち上げ大会の時にはロケットに仕込んだ小さな飛行機が飛び出す、アイデア水ロケットの打ち上
げを見せてくれました。

それではミニペンシル水ロケットコースの様子から見ていきましょう!
午前中の講座には 13 組が参加しました。


受付を済ませると、水ロケットの本体とフィンの色を自由に選びます。
まずロケット本体の色を選び、次に本体の下のほうにつける 4 枚のフィン(翼)の色を選びます。
本体と同じ色を選ぶ子や 4 枚とも違う色を選ぶ子もいて、みんなお気に入りの色でロケットを作り
ます。
水ロケットのお話が始まるとみんな真剣に片岡先生のお話に耳を傾けます。
いよいよ水ロケットを組み立てていきます。


先生が材料を手にしながら、工作の手順を丁寧に説明していきます。はさみの扱いや、両面テープのテープのはがし方、貼り方のコツもなども教えてくれました。
自分で工作をする時もきっと役立ちますね!


工作の様子を見守る保護者のフォローもあり、全員、水ロケットを完成することができました。


いよいよ 外で打ち上げ体験です。
水ロケットは空気入れでペットボトル内の空気に圧力をかけ、水が押し出される力で発射されます。
勢いよくロケットが発射するので、注意事項が伝えられます。

その後、5 台の発射台でグループごとに打ち上げ体験をしました。

空気入れた後、空気入れを地面に倒して置き、発射の合図を待ちます。
一番ドキドキする瞬間ですね。少し静かな時間が続きます。
片岡先生のカウントダウンが始まります。
「5,4,3,2.1 発射!」
みんな一斉に発射ボタンを押して空を見上げ、歓声があがります。



数回の打ち上げを体験して講座は終了しました。


みんな大事そうにロケットを抱えていたのが印象的でした。



ここからは午後の講座の様子を見てみましょう!
午後の講座は高学年 4 年生~中学 3 年生を対象にしたミニパラシュート水ロケット講座です。
15 人の高学年のみなさんには、少し難しいミニパラシュート水ロケットに挑戦してもらいました。



一番の工作のポイントはパラシュートを折りたたむところです打ち上げた時にスムーズに開くようにするにはコツがあります。

複雑に折りたたまないように、紐が絡まらないように、
水ロケットの落下をイメージしながら真剣に何度も練習を重ねます。


いよいよ打ち上げ体験です。
片岡さんのカウントダウンの声が会場に響きます。
「5,4,3,2.1 発射!」



打ち上がったロケットのパラシュートが開くと歓声が上がります。
残念ながら一回目の打ち上げではパラシュートが開かった子もいました。
しかし、「なぜ開かなかったのか?」を考えます。
折りたたみ方を確認してみよう!


開きやすいようにロケットに仕込んであるかな?
パラシュートの紐は絡まっていないか?
いくつかの確認をして再度挑戦。


失敗から成功の為に技術の向上を考えることは、本物のロケットを飛ばす技術者と同じですね。
どのお子さんも最後の打ち上げまでにはパラシュートが開きました。

作ったロケットは家に持って帰れるので、飾ってもいいですね。



                                                                         By リコピン

おすすめ記事