2021年7月24日(土)サイエンストーク 東海カーボン株式会社「カーボンブラックのブラックパワー」が開催されました。



今回は2名1グループで7組(14名)が実験を中心にした講座に参加した。まず初めに、小学4年~6年の男女の参加者に「東海カーボン株式会社の企業名を知っている人はいますか?」と質問があり、3名の男子が知っていると挙手。


アルミ箔、試験管、箸、ローソクを使って、箸が木炭になる実験では、
うまく木炭にするのは大変だったが、ローソクでアルミ箔を真っ黒
に蒸し焼きする工程をとても楽しんでいた。



「カーボンに電気が流れるか?」では、乾電池4本とシャープペンシルの芯
を使って、芯に電気が流れた瞬間、皆、凄く満足気だった。



また、活性炭が食紅の色や臭いを消し去る吸着性の実験も楽しんだ。

ヨウ素と澱粉の墨汁と、カーボンで作った熱や薬品に強い墨汁にハイレモンを使った「色の変化」の実験では、溶剤に溶ける染料インクや溶剤に溶けない顔料インクで、発色や劣化について学んだ。

身近な物では車のタイヤがカーボンブラックとゴムで出来ている事を知った。
硬度・弾力等・ゴムの伸縮性を保ちながら強度を高めている事も学んだ。


カーボンブラックについての楽しい実験を通して、金属より軽く、発色や耐久性、
保存性などの様々な違いも学ぶ事が出来た。

最後に頂いたゴムボールハードとソフトの2種類の黒いゴムボールを、子供達は、とても喜んで弾ませていた。良い記念品になったと思う。



昨年度からのコロナ感染症の中で、子供達が実験を通して少人数でしたが、有
意義な講座が開けた事にとても感謝致します。

Byザッキー

ちらし


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