2018年6月6日(水)、19時よりオカリナ七重奏団G.O.B.のコンサートが行われました。
その様子をザッキ―さんがレポート!

******

オカリナの本場イタリアから、黒色上下の衣装にブルーのネクタイ姿で、颯爽と7人が舞台上へ。
場内の女性客から「オー」「素敵」「格好いい・・」等と声があちらこちらから。


「皆さん今晩は!」と日本語でご挨拶。その後はイタリア語でスピーチ。
通訳を通して、オカリナは陶土製の10穴の閉管楽器という説明と、1部はロッシーニ没後150周年を記念して演奏します、と伝えられた。


先ず「セビリアの理髪師」序曲より演奏が始まった。
土笛のどこか懐かしい音色に、只々癒された。
その後、ピッコロオカリナとバスオカリナによる掛け合いや、七重奏の素晴らしい演奏に、場内は拍手の渦々。
「ウィリアム・テル」序曲では、高音のまるで小鳥の囀りのような音色と、低音の胸に響くような重厚感が、私の心に深く優しく染み入り感動の一言。


第2部では、真っ赤な上着に着替えて6人が舞台へ。そして、ファビオ氏は客席後ろ扉から1人オカリナを演奏しながらの入場。
舞台上で7人全員が揃った所で、日本人に馴染み深い、ナポリ民謡「帰れソレントへ」や、宮﨑駿監督作品「となりのトトロ」などの曲が演奏された。


アンコール1曲目では、エミリアーノ氏が自撮り棒と笛を使っての演出で、その笛を吹く肺活量の異常に長~い事と、自撮りに場内は笑いと拍手の嵐!
再アンコールでは、舞台上にはエミリアーノ氏1人。他の6人のメンバーは、後ろ扉からオカリナを吹きながら再入場をし、通路側のお客さんは目の前でメンバーの音色が楽しめた。


「おしゃべり」という曲では、ジュリオ氏とファビオ氏2人の、まるで小鳥が本当に「おしゃべり」をしているようなオカリナの掛け合い演奏と、他の5人との七重奏には、流石!世界最高峰の演奏と私は凄~く感激!
最後に、7人のメンバーと場内のお客さん全員で「一本締め」と「三本締め」をして終了!
きっと会場の皆さんも、来て良かった。見て良かった。凄~く楽しめた。と思います。


Grazie mille!(有難うございました!)

おすすめ記事