2022年5月22日(日)サイエンスレクチャー2022「はじめてのドローン教室☆操縦体験をしてみよう!」が行われました。

サイエンスレクチャーの当日は、昨夜の大雨がうそのように上がり、さわやかに晴れた朝を迎えました。
 ドローンについての関心が高まる中、自分でドローンを操縦してみたいというたくさんの声に応えようと、(一社)東海ドローン協会に協力してもらい、「はじめてのドローン教室☆体験操縦をしてみよう」を行いました。午前・午後各20名で募集してところ、募集初日に定員が埋まり、また、申し込みの約35%が大人ということで、幅広い年齢層に関心が広がっていることが分かる大人気の講座でした。
 最初に、(一社)東海ドローン協会代表の蟹江 康さんから、ドローンの仕組み、活躍の様子と今後の利用、飛ばすときの注意(法令など)、基本的な操作などの説明を受けました。その後、5名ずつのグループに分かれ、情報考房と練習室で実際に飛ばしました。ゲーム機のコントローラーと同じような装置を両手で持ち、左のコントロールバーで上昇・下降、左旋回・右旋回、右のコントロールバーで前進・後退、左右の移動ができることを確認しました。
 さぁいよいよ離陸です。ふわっと、機体が浮きます。が!じっとしていてくれません。上がったり、下がったり、右に行ったり左に行ったりと、思うようにその場でホバリングしてくれません。コントロールバーを細かく動かしながら操作を体得していきます。ホバリングができるようになったら、前進・後退、左右の移動、旋回など基本操作の練習です。思うようにならない中、参加者は真剣な眼差しでドローンを見て操作しています。ドローンの旋回の動きに合わせて、自分も回り操作をしやすくする人もいます。それぞれが苦労しながらおよそ10分の操作体験を終えました。大人も頑張りましたが、やはり、子どもたちの順応力はすごかった。
 終了後、芝生広場で(一社)東海ドローン協会がカメラ付きの大きめのドローンを飛ばしてくれました。普段は見られない、ゆめたろうプラザの大ホールや建物を上空から撮影してモニター画面で見せてくれました。自動操縦で着陸態勢に入ると、ドローンはいったん30メートルの高さまで上昇し安全確認をします。見上げている参加者からその高さに、思わず「オー」と声が出ていました。昨夜の雨で空の塵(ちり)もきれいになり、青空がまぶしかった。
今日の講座がきっかけとなり、将来、ドローンで活躍する人も現れるかもしれないと思いました。

By高水源




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