2016年8月28日(日)、国立天文台 副台長・教授である渡部潤一先生をお招きして、講演会が開催されました。
今回の講演会は、大人から子どもまで、私たち一般の人にも大変興味がある「宇宙生命」について、現在、どこまで解明されているか、そして、今後の研究の見通しについて、とてもわかりやすくお話していただきました。



講演会の最初には、自己紹介をかねて、渡部先生の著書やテレビ出演のエピソードなどをアイソン彗星を中心におもしろ楽しく紹介いただきました。



そして、会場が笑いに包まれた後、本題に入りました。
宇宙の大きな謎の一つである「地球以外に生命は存在するか?」
この謎は、天文学から研究が進みつつあり、そして、もうすぐ答えが出るとのことです。

地球の生物は、水素、炭素、酸素、窒素など有機物の元素から成り、アミノ酸やタンパク質も元はこれらの物質が大部分。
水素は宇宙のはじめに大量につくられ、太陽のような星になり、その星の中で窒素、炭素、酸素などがつくられる。
そして、星が死ぬときに、爆発的に宇宙にばらまかれる。
したがって、宇宙のどこにでも生命の材料がある。
このようなことから、地球以外にも生命は存在するということです。



講演会の後には、渡部先生の著書など物販とサイン会があり、長蛇の列。
みなさん、それぞれ、渡部先生と笑顔でお話され、とても嬉しそうだったのが印象的でした。


講演会終了後、お約束の舞台袖のボードへサインをいただきました。


最後に、あなたは、宇宙人はいると思いますか? それとも、いないと思いますか?

    by よーだ



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