2016年1月23日(土)10時より大人9名、子ども11名の参加でサイエンストークが開講されました。
今回は岩部建設(株)さんと(株)ブリヂストンさんにお願いをして「住の科学 免震ってなんだろう?」をテーマに講演していただきました。そして、日本に数少ない免震体験車の乗車体験をしました。

はじめに、岩部建設さんから建設業についての基礎知識や建物と免震の話をしていただきました。
現在の建物は、震災で建物に大きな被害があると、すぐ住める状態にはなりませんが、免震装置をつけた建物では、地震の揺れが大幅に軽減され、敷地内の水道管・ガス管に損傷がなければ、災害後も比較的に今まで通りの生活がすぐに送れることが多いそうです。

ブリヂストンさんには免震装置のお話をしていただきました。
免震・制震・耐震の構造と各揺れの違い、免震工法の種類などイラストを使い説明してくださいました。免震装置は薄い鉄板と薄いゴムでできているそうです。

免震体験車の乗車体験では兵庫県南部地震と東日本大震災の地震の揺れを体験し、免震装置をつけた時とつけない時の揺れの違いを体験しました。
揺れの比較ができ、免震の「揺れを軽減する技術」の凄さを体感することができました。


☆免震、制震、耐震の違いをイラストで学びました


☆免震装置がついていると揺れが軽減されます


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