2016年4月4日(日)、ゆめプラサロンコンサート2016「ロシアより愛をこめて」が行われました。

弦楽四重奏は落ち着くなあ。やっぱり室内楽はいい。

「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲は荘厳で哀愁を帯びていい。

ドヴォルザークの「糸杉」の「優しい瞳が私に注がれるとき」はチェロの深い音色が印象的で、いつまでも耳に残っています。一方「自然はまどろみと夢の中に」は明るい曲想で、楽しい夢を見ているようでした。どれもいつまでも聞いていたい。飽きないものでした。

スメタナといえば「わが祖国」といわれるくらい有名ですてきな曲ですが、弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」もすてきでした。第2楽章は芳醇で楽しく軽やかな感じがいい。

第3楽章はチェロの音色がすてきです。落ち着きます。第4楽章は速いテンポで激しく明るい感じで、最後はとても印象的でした。

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」第1楽章は楽しそうで、豊かなアメリカの広大な大地を思わせるようでした。第2楽章はゆったりとして、日本の曲想で、とても懐かしく聞きました。第4楽章は広大な大地を流れる大河を思わせる、伸びやかで力強い響きでした。

アンコール曲のビートルズの「イエスタディ」も弦楽四重奏で聞くと全然違っていました。

すてきです。

上品で贅沢な時間をすごしました。

by WANWAN

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