2010年4月18日(日)、『NPOたけとよ謝恩事業「米村でんじろうサイエンスショー」』が行われました。

ではでは、担当リーダーTさんによる実況中継風でお伝えします
※これからサイエンスショーを見る方、ネタばれしちゃうかも!ご了承のうえ、お読みくださいませ※


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子どもたちの目が一点にくぎ付けになり、キラキラ輝いている。
ナビゲーターのおねえさん「ゆうちゃん」と米村でんじろう先生が舞台に登場した。手には直径15センチぐらいの3枚羽根のブーメランを持っている。でんじろう先生が客席めがけ、サッと投げた。満席の観客の頭の上をグルーとまわって、見事でんじろう先生の手の中に。666人の観客の拍手と歓声。子どもも大人も、目も心も開いて一緒に大感動の渦の中。なんと直径20メーターの円を描いてブーメランはでんじろう先生の手の中にもどったのだ。そしてここでミニクイズ。

「ブーメランはなぜもどるのか?」

子どもたちは一斉に「はい、はい、はい、はい」と声を上げ、戻ってくる仕組みを一生懸命に答える。子どもも大人もじーっと聞いている。不思議なことへの好奇心は誰でも共通なのでした。



続いて、空気砲。暗くなった場内に一筋の光。その光の中をダンボールの空気砲から打ち出されたけむりの輪が、さまざまな色に変わりながらフワーと動いていく。それを見上げる皆の目と大きくひらいた口。「なぜ、あんなに飛んでいくのだー?」という心の声が聞こえてきそうだった。

次は海賊コーナー。海賊に扮した「ゲンキー」と「ジャイアン」の二人が風船ロケットを客席に打ち出す。ポーン、ポーンと皆で打ち上げながら、どんどんと動かしていく。すると突然「バン!!」と大きな音とともに破裂した。実はこの風船にはある仕掛けがあり、急いでまわさないと自分たちのところでバンとなる。子どもも大人も真剣な表情で飛ばしていた。



いよいよ、お待ちかねの静電気の実験。フワフワと荷造り用のテープでできた白クラゲが空中に浮かんでいる。よく見るとその下で、でんじろう先生が、静電気をいっぱいためた細長い風船を落ちそうになるクラゲに近づけている。風船が近づいてくるだけで、あららら、クラゲが…まぁ不思議。

クラゲ実験の後は、人間電線の実験。666人の観客をグループに分けて、グループの中の皆が順番に手をつなぐ。「ぜったいに離してはダメですよ」とでんじろう先生。皆の顔にちょっと緊張が走る。「3・2・1!」のカウントダウン。「わっ」「すげー、きたきた!」いったい何が起きたのか?!(見てるだけの担当リーダーにはわからない…)

そして最後に空気の重さを知る実験。でんじろう先生が「皆さんに空気の重さを体験してもらいましょう」と言うと、次から次に、会場に大きな風船が投げ入れられた。「うわー、大変ダー」と、皆でポーンと打ち上げる。飛んできた風船を次の人たちがやっぱり皆で打ち上げる。皆で協力すれば、重い空気(?)も打ち返せる。なるほど「空気には重さがある」と実感した。



子どもも大人も一緒に心から楽しめた時間でした。でんじろう先生とスタッフの皆さんありがとうございました。
過去3年間に渡り実施した小中学校のアンケートで、毎年希望が出ていた「米村でんじろうサイエンスショー」。多くの方々のご協力で実施することができました。あらためまして感謝申し上げます。また、皆で楽しめる企画を実施したいと思っています。

NPOたけとよ「米村でんじろうサイエンスショー」担当者一同
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以上、会場の熱気と興奮が伝わりましたでしょうか?
あっという間に過ぎていった、でんじろう先生との楽しい時間。
子どもたちのキラキラ輝く笑顔がとっても印象的でした~

by akko

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