9/14(土)にサイエンストーク「味の科学~君も今日からがグルメリポーター!?~」が行われました。今回は、ちー坊さんとさくらさんのレポートでお伝えします。


【サイエンストーク レポート①】
今回の講師は「泉万醸造株式会社」の方です。サイエンスの実験といえば「観察」がまず中心になるところですが、今回は「味」がテーマ。そのため「目」ではなく「舌」をフル回転に使った「感じる」実験が目白押しです。
 まずは小さいカップに1,2,3や甘1,塩2と番号の書かれた、「とある味」がついた水を味わいます。そしてそれぞれのカップが「甘い」「辛い」「酸っぱい」という味のどれに当てはまるか線で結ぶ「味当てクイズ」にとりかかりましたが、これには大人も子供も大苦戦!真剣な表情で舌の感覚に集中する姿はまるでワインのソムリエのようでした。


 次の実験は、ラムネのようなタブレットを口に含んでからレモンをかじる「酸っぱい」と「甘い」の秘密を味わうものです。このタブレット、実は酸っぱいものを甘く感じさせることができるフルーツとして有名な、ミラクルフルーツの成分「ミラクリン」が入っていたのです。子ども達がどんどんレモンをかじり、頬張る姿はまるでオレンジやみかんを食べているのでは?といった様子。「どうして甘く感じるの?」という疑問への種明かしのお話には、皆が興味津々で聞き入っていました。
 そして今回のハイライト!!泉万醸造さんの「とんてき用のたれ」を使って豚肉を焼き、四日市名物であるとんてきを試食して貰いました。



 お昼の12時も近づき、皆さんのお腹はすきすきの状態。ジュージューと焼かれる音、食欲をくすぐる香ばしいかおりに包まれた会場内では、おいしそうな実験への期待がどんどん高まっていきます。この最後の実験、テーマは「グルメリポート」をすること。とんてきを味わって感じた感覚を目、耳、鼻といった項目ごとに表現します。子どもならでは、大人ならではの独創的な表現に拍手が贈られました。
 こうして「舌」だけではなく五感までもフルに使ったサイエンストーク、会場内は大人も子どもも笑顔いっぱいで楽しい時間を過ごされたようでした。
by ちー坊


【サイエンストーク レポート②】
9月14日(土)10時より泉万醸造さんによるサイエンストークが実施された。
参加者は大人も子供も交えて16名。
テーマは「君も今日からグルメレポーター!?」
泉万さん技術者の田中さんと竹川さんによりとても分かりやすい内容の味覚に関するレクチャーがあり、味には5味があり、からい、しぶいは味ではなく「あつい」、「いたい」の刺激の方だと説明がありました。
9種類の瓶に詰められた水の味を調べる実験
ほんの少し感じるか感じないか位のすっぱい、にがい、あまい、しょっぱい、うまい、を見分ける?いや舌で味わうのだから、味わける?こんな言葉ってありましたか??


みんな真剣な表情で取り組んでいました。全問正解者が4名でした。
賞品のお醤油がもらえて大喜びでした。
一番盛り上がったのが、グルメレポートのための、大トンテキ料理の試食。


その場でじゅうじゅう豚ロースをフライパンでいため、おいしそうなにおいを振りまきながら出来たての物を食べて、そのレポートをするという課題です。
目、耳、鼻、手、口と5感を使って表現するという手法で、とてもよい表現で発表されていました。

By さくら

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