2010年9月11日(土)、12日(日)、レクチャー事業『現代アートの鑑賞「たけとよの不思議な動物園」』が行われました。

東京を拠点に世界でも活動しているplaplaxさんにお願いして「Kage’s Nest -かげの棲み家-」と「タケトヨの木」をゆめたろうプラザのギャラリーで展示しました。
2作品とも参加型のアートで、なんと鑑賞をする人の影がきっかけになり、色々な生き物が現れます。

「Kage’s Nest -かげの棲み家-」では、影の写っている場所によって、飛行機やトカゲ、お花、魂?!(鑑賞した人はわかるはず)など違う物が現れました。みんな自分の思い通りの物を出現させるために円の中を行ったり来たり。自分の頭から木を生やしてみたりと楽しみ方も人ぞれぞれでした。



そしてこれまたすごい事に「タケトヨの木」はplaplaxの皆さんの手によって木のシルエットが武豊町の木の楠になっている特別なバージョンです。
8月に下見に来られた時に武豊の下門公民館にある楠を撮影したそうです。



11日の午前中に武豊町や地域の子どもたちを対象に、木になっている実から飛び出してくる生き物たちを考えてもらうワークショップを開催しました。
受講生の頭の中にある生き物は形を変えたり、飛んだり色々な動きをして鳴き声もオリジナルです。



できあがった作品はすぐにギャラリーでの「タケトヨの木」に登場し、午後からはたくさん見たこともない生物が登場しました。生き物の特徴はストーリーボードを使って解説されました。
自分たちの作った生き物がアートの中で動いている姿を見てワークショップ参加者は大喜び、飛んだり跳ねたりハイテンションで一緒にいた家族に説明していました。



ギャラリーから人の声が絶えないあっという間の2日間で、アンケートには「楽しかった」、「他の作品も見たい」という声や、短い展示を惜しむ感想もあり、素晴らしい作品を展示できたことを大変うれしく思いました!

by spring

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