2010年7月11日(日)、『オーケストラ・アンサンブル金沢による「魅惑の弦楽四重奏」』が、武豊町立図書館にて行われました。

普段は物音も立てづらい図書館で「音だし企画」とは、どうなるのかと思いましたが、昨年の評判に負けず劣らず、雨の中たくさんのお客様のご来場と温かい拍手に包まれた素晴らしいコンサートとなりました。


1stバイオリンの坂本さんはとても博学で、演奏の合間に作曲者や楽曲のエピソードも紹介して頂きながら、途中でチェロの早川さんが笑いを誘い(?)、楽団で1・2を争うという(!)美人奏者の2ndバイオリンのミュンヘさんとヴィオラの小宮山さんは、笑顔でみなさんの拍手に応えてくださいました。




実は開場前には、私達が図書館2階学習室前のフロアに椅子を並べている際に演奏者の方々が
「(お客さんとの距離が)近っ!!!笑」
と驚いていました。
カルテットの皆さんは普段ステージの上で演奏しているので、お客様と同じ目線の高さで、しかも少し手を伸ばすと届く距離、そしてひとりひとりの顔がお互いよく見える中での演奏会というのはとても不思議な感覚だったと思います。


ちいさいお子さんも、カルテットのすぐ横で体育座りになり演奏に聞き入っていました。
ただ、その距離感がかえってお客様の反応を直に受け取れるという事で、終演後の茶話会では演奏者の方々も「楽しかったー。」と言ってみえました。


今回は約160人前後の来場者数だったようですが、9月のオーケストラ・アンサンブル金沢本公演にはもっと
たくさんのお客様に楽しんで頂けるよう、NPO一同ご来場お待ちしております。

おすすめ記事