2014年11月19日(水)、 第三回モーニングコンサートが開催されました。

今回皆様に素晴らしい朝のひと時をお届けいただいたのは、ヴァイオリニストの井上幹浩さん、ピアニストの笠井奈緒子さんのご両人、息がピッタリなお二人でしたが、なんとこのモーニングコンサートで初のデュオ!信じられません。


開演はベートーヴェンのト調のメヌエットで。3分程のこの曲を演奏され、ご挨拶。

そしてこの日はここからが一味違いました。メヌエットの後はノーMCで、タイスの瞑想曲・ルーマニア民俗舞曲、更にはフランクのヴァイオリンソナタを全4楽章。

お喋りや、馴染みの短めの曲を多く採用して、というこれまでのモーニングコンサートとは違った色の、サロンコンサートのような“演奏を聴かせる”コンサートでした。

しかし、モーニングコンサートも幾数回の開催を経て、お客様の耳も肥えてきております!アンケートでは「気軽に(500円で)本格的なクラシック音楽にふれることができました、ありがとうございます」、「とても初めてとは思えません、ピッタリでした、これからもデュオでお願いします」とお喜びと更なるご活躍への期待の声も多数届いております。

個人的にもやはり印象的なのはヴァイオリンソナタでしょうか。なんと演奏時間が約27分!ヴァイオリンの高度な表現力・ピアノの卓越した技術が要求されるというこのソナタ、約27分を、見事にお二人で創り上げた、そんな印象です。

お客様も壮大な演奏に惹き込まれており、ヴァイオリンソナタの後のMC、更にはアンコールで演奏されましたユーモレスクでホッとされる方も(笑)

MCも好評なお二人なので、MCを聴きたいというお客様もみえましたし、私も次回は違った表情も見てみたいと思いました。

そんな第三回モーニングコンサートは、会場が充実感と安心感に包まれ、盛大な拍手の中、惜しまれつつ終演を迎えました。

井上さん、笠井さん、本格的なクラシックにふれる機会を与えていただきまして、ありがとうございました。

by Lucky

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