2014年7月21日(月祝)、「JAXAコズミックカレッジ2014」が行われました。

午前中は小学1年生〜小学3年生が対象のキッズコース、午後は小学4年生〜中学3年生が対象のファンダメンタルコースでした。
どちらも申し込み開始からすぐに定員になってしまったと言う人気講座です。


講師は宇宙飛行士の選抜試験にもチャレンジした経験を持つ、岡本茂先生でした。


宇宙の大気について学んだり、真空状態にしたケースの中の風船やマシュマロがどう変化するのかをみんなで確かめました。


ロケットの仕組みについて説明をしてもらったあとは、自分たちでかさ袋ロケットを作成。身近にあるかさ袋と紙コップ、JAXAのロゴ入りの羽根をどうやってくっつけたら遠くまで飛ぶのか、みんなそれぞれ工夫をして作りました。


ファンダメンタルコースでは、キッズコースでも行った真空実験に加えて、アルコールロケットの実験を見たり、探査機ローバーを使った体験もしました。
探査機ローバーは3人で力を合わせて動かさないとうまく動きません。宇宙ではこうしたチームワークがとても大切だということがわかりました。


最後に分光器を作って、光の仕組みに付いて学びました。
普段見ている色の中にも純粋な色と混ぜられた色があって、それらがうまく重なってカラフルな色になるのだそうです。また地球から見た天体の色によって、その星にどんな成分が多く含まれているのかも教えてもらいました。


最後に、岡本先生は、自分の体験を子どもたちに語ってくれました。
夢を持つことの大切さと、何事も諦めない心があれば夢は必ず叶う。
先生自身も子どもの頃から宇宙に興味を持ちはじめて、今なお研究を通して宇宙に携わっています。子どもはもちろん、聞いていた大人の心にもずっしり響いた言葉でした。

by とまと


講座の様子


キッズコース集合写真

ファンダメンタルコース集合写真






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