2018年12月8日(土)、トリオNによるサロンコンサートが行われました。

バイオリン、トロンボーン、ピアノによるコンサートは初めてです。
とても楽しみでした。


最初にトロンボーンの音を聞いた時に、まさに天上から降りそそぐ音色に感動しました。
「剣の舞」では、バイオリンの繊細な音色に、トロンボーンのやわらかな音が重なり、
それにピアノがバックでつなぎ、まさに最小オーケストラでした。

「リベルタンゴ」はトロンボーンのバックでピアノの憂いに満ちた音色が最高。

ブラームスの「トリオより 第一楽章」トリオN結成のきっかけになった曲だそうです。
トロンボーンの音色にピアノの旋律がずーっと心地よく流れ、そこにバイオリンの繊細な音が絡んで、壮大な風景が浮かびまさにすごいオーケストラだった。

ドビッシーの「月の光」はピアノの静かな音色がさざ波に月が戯れる様子が思い浮かびとても豊かな気持ちになりました。


イウェイゼンの「トリオ」はトリオNの最も良い面がうかがえた。第二楽章では少し速いテンポで、草原を走るように力強い曲想。第三楽章はトロンボーンの音で始まり楽しい時間が過ぎていく。あくまで、三つ楽器が気持ちよく絡み合って、ピアノは美しい旋律で豊かな気持ちになれたひと時でした。

by WANWAN

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