4月25日(土)アートレクチャー2026「キャラを描こう!コミックイラストの基礎と応用」の3回連続講座の1回目が開催されました。

申込開始からすぐに定員が埋まった人気のある講座で、初心者から日頃も描いている人まで、幅広い人が集まりました。どの参加者もやる気いっぱいで、関心の高さが伝わってきました。講師の名古屋造形大学の三輪布巳子先生もそれを意識しながら分かりやすく丁寧に進めていました。

最初に、先生の作品の紹介があり、いろいろなところに発表している作品や、実際に本の表紙になった作品を紹介しました。参加者はどの作品にも熱い視線を向けていました。

今回の第1回目では、「どんな絵を描くかを決める=キャラクターデザイン」をすることが目標で、最終的に「キャラクターデザイン案」のワークシートにデザインを決めて描くようにします。

アイデアを出すために、「好きなものを文字で書きだそう」ということで、ワークシートに思いつくアイデアを文字で書いてみました。発想のポイントとして、①目のタイプ ②髪型のタイプ ③キャラクターのテーマ:メイド、警察官など ④好きなモチーフ:リボン、ベルト、蝶など があげられました。

表情の中心になる「目」のタイプを、「丸っぽい」のは「かわいい」、「ひし形っぽい」のは「かっこいい」というように、具体的な資料をもとに分かりやすく説明してくれました。また、頭部の描き方の基本を、資料をもとに教えてくれて、参加者も実際にワークシートに試しに描いていました。さらに、描き込みの違いによる雰囲気の違いや眼球への光の入れ方など工夫のポイントも示してくれました。

後半になると、年齢による顔のバランスの変化、髪の毛や服装などの描き方を解説だけではなく、様々な資料をもとに、たくさんの例を見せながら説明してくれました。参加者は先生が用意してくれたワークシートに、どんどん描き込みながらアイデアを形にするように進めました。一人ひとりがそれぞれに個性のあるキャラクターを描いているうちに、2時間があっという間に過ぎて、ちょっと疲れも見えましたが、全員の満足度が高い講座になったようです。

次回は、今回のアイデアスケッチをもとに下描きへ進む予定です。参加者の中には、アイデアがどんどん出てきて、家に帰ってからもっと描きたいと言っている人もいました。

終了後、スタッフの一人から「こんなに静かな講座は初めてだった」とつぶやきが聞こえました。すると、三輪先生が一言、「大学でもみんなが本気で描きだすと、シーンとなりますよ」と。

なるほどと、なぜか納得した講座でした。

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