2020年10月11日(日)「アフレコ体験講座」を開催しました。
「アフレコ」とはアニメや動画に合わせて声を当てていくことで、声優体験のようなことをしていただきました。
なお今回は新型コロナウィルス感染症対策で、参加者さんとスタッフはマスク着用、消毒、検温などの対策を行いながらの開催になりました。
講師は”梶田香織さん”で、声優養成学校で講師も務めていたり、テレビ、ラジオ、CMでのナレーションや、
様々な話し方の研修をされている”声・話し方のプロフェッショナル”なお方です。


講座が始まり最初に簡単な自己紹介をしましたが、今回は落ち着いた子が多かったようです。
しゃべる、声を出す練習をしてから、早速アフレコ用のアニメを見ました。
台本を配り、全員で全ての台詞をしゃべってみてから、配役を決めました。
まずは練習でアニメに合わせてしゃべってみましたが、なかなか合いません。
普段ぼーっとアニメを見る時はなにも感じないですが、いざ自分でアフレコしようとするとタイミングや、速さを合わせるのがとても難しいです。
しかも今回の素材は登場人物がやや多く、キャラクターが入れ替わり立ち替わり話すので大変そうでしたが、
梶田先生の指導もあり回を重ねるごとに少しずつ合ってきました。




そして、まだ慣れない中ですが、アフレコ体験本番です。
例年だとスタジオで録音していますが、今年はコロナ対策によりスタジオが使えないため、広い創作工房に機材を移動させての録音です。
またマイクも例年は2人で1本でしたが、ソーシャルディスタンスを保つため今年は一人1本の贅沢使用です。

さて、1回目の録音です。しかしまだ慣れてなかったり、緊張の為か全体的に声が出てないようでした。
梶田先生からは自分達でどうすれば良いか話し合うように、指導が入ります。
2回目の録音では1回目より声も出て合ってきました。
そして最後の3回目では今までで一番大きな声で、キャラクターとも声がほぼ合うタイミングでアフレコができ、
再生して見終わった後、思わずスタッフからも拍手がでました。
アンケート結果では「みんなで力を合わせて、一つの作品ができた」
「貴重な体験ができた」という感想をいただき、良い体験になったと思います。

今回はアフレコに特化したような内容ですが、アフレコに限らず人前で話したり、
何か人に伝えるときに今回勉強したことを思い出してくれれば幸いです。

byなおき

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