2026年7月2日(木) 務川慧悟ピアノリサイタルが行われました。
今や世界で活躍するピアニスト務川さんは、東浦町出身。ピアノ教室の先生をしているお母様の影響もあって、ピアニストの道へ。

繊細なピアニッシモ、美しいパッセージ、力強く大胆なフォルテッシモ。ロマンチックでありながら、理知的なセンスを感じる演奏で、客席を魅了します。
パリ在住で、日本でもたくさんの演奏会がありますが、故郷知多半島ということで、忙しい中を縫ってスケジュールを押さえていただきました。
今回のプログラムは、パリにちなんで、サティとドビュッシーとプーランクという、ある意味“レアな内容”でした。

第一部は、迷宮に迷い込んだような不思議なサティの「ジムノペディ」「グノシエンヌ」から始まり、きらきらと光の粒が輝くようなドビュッシー。
休憩を挟んで第二部はプーランク。
即興曲第15番「エディットピアフを讃えて」は「枯葉」に似たシャンソン風な曲。
「ナゼルの夜会」は、夜会に来た8人の特徴的な人を模倣した面白い曲。目を閉じて想像しながら聴いていたら、“頑固な人”“自慢したがる人”“不幸自慢の人”“おしゃべりで噂好きの人”“大げさで面白がりの人”などが、脳裏に浮かんできました。
アンコールは、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」とショパン「英雄ポロネーズ」で、ちょっとへそ曲がり…コホン、失礼。特徴のあるサティとプーランクの世界から、普通のピアノリサイタルらしい世界へと戻り、大団円に。
地元の方はもちろん、子どもたちや、遠方のファンの方にもたくさん来ていただき、駅からのシャトルバスも大人気でした。
またぜひ、ゆめプラでみんなと一緒に聴きたいなぁ。
【本日のプログラム】

〈第1部〉
サティ/
ジムノペディ第1番
グノシエンヌ第1番
ワルツ=バレエ
ジュ・トゥ・ヴ
ドビュッシー/
前奏曲集第1巻より
第5曲「アナカプリの丘」
第7曲「西風の見たもの」
第10曲「沈める寺」
〈第2部〉
プーランク/
プレスト変ロ長調
パストラル(バレエ音楽「ジャンヌの扇」より)
3つの無窮動
即興曲第15番「エディットピアフを讃えて」
トッカータ
ナゼルの夜会
〈アンコール〉
ドビュッシー/「亜麻色の髪の乙女」
ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調Op.53

ヨーコ
