2024年11月2日 コズミックチャレンジ2024
「蒲郡市生命の海科学館へ生命の起源を見に行こう!隕石を磨いて大発見!?隕石や小惑星の石が教えてくれること」が、開催されました。
いつもより少し早い朝8時30分、参加者はゆめプラに集合し、バスで、会場となる蒲郡の生命の海科学館へ向かいました。

生命の海科学館は、隕石や化石などの展示を通して、地球と生命の歴史を紹介するミュージアムで、本物の隕石や化石に触れて学ぶことができます。入館すると、広い吹き抜けの空間に、首長竜の全身骨格や、新種に認定されたインカクジラの化石、巨大な木の化石などが出迎えてくれます。
現地集合の参加者と合流し、本日の企画のスタートです。
キッズ、ファンダのグループに分かれて、3つのプログラムを楽しみます。
まず1つ目は、本日のタイトルにもなっている隕石磨きのワークショップです。


『はやぶさ~地球の起源まで』と言うテーマのもと、宇宙と石を愛してやまない科学館の名物館長山中さんが、参加した子供たちに、地球の石と隕石の違いや、そこからわかる生命の起源について熱く語ってくださいま海流た。武豊っ子には、生まれた時からなじみの深い、「はやぶさ」や「イトカワ」から始まり、一気に山中ワールドに引き込まれていくさまは、地球に引き寄せられる隕石のようでもありました。
お話の後は、自分で気に入った隕石を選び、磨く作業です。
それぞれ気に入った隕石を手に取り、手触りや色、磁石にくっつくことなどを確かめ、石を磨く作業の開始です。
3枚の粗さの違う紙やすりを使い、水で洗いながら1面を磨き上げていきます。
それぞれの紙やすりの磨き時間を2分と設定されていたことで、子供たちの集中が途切れることなく、きちんと最後まで取り組むことができていました。
最後は磨きあがった隕石の観察です。一生懸命隕石を磨いた自分の手についた鉄のにおいを確認したり、顕微鏡を使って隕石の表面の鉄のかけらを観察したり、隕石に詳しい参加者も、実際に自分の隕石で体験、観察をしていると、ついつい「おーっ!」という歓声が上がってしまいます。顕微鏡の使い方も学ぶことができ、それぞれが大満足の、最後まできっちり楽しいワークショップとなりました。


磨いた隕石は大切にカバンにしまい、次のプログラムに移動します。
2つ目のプログラムは、館内にあるシアターで『シーモンスター』の上映鑑賞です。
ゆったりとした場内スペースの好きな場所に腰掛け、8200万年前の海の生物の物語を楽しみました。海竜のドリコリンコプス、ドリーの冒険を通して繰り広げられる迫力のある画面に釘付けとなり、圧倒される25分間でした。シアターが良かったという感想も多く、子供たちはこのドラマで、太古の海の巨大生物や自然の厳しさ、命について、たくさんのことを感じ取ったようでした。
3つ目のプログラムは、館内の自由見学と、館長の生命の材料を含む隕石の展示解説です。
自由見学では、宇宙と太古の歴史がぎゅっと詰まった展示に、誰もが興味津々、実際に触って確かめられるものも多く、普通の石と隕石の重さの違いや大きさに驚き、手触りを確かめたり、においを確認したり、直径1mのデジタル地球儀で、宇宙から見た地球を観察したり、イチョウの化石に驚いたりとたくさんの体験をしながら楽しみました。
もちろん、カンブリア紀の海の捕食者、子供たちに人気の高いアノマロカリスの化石と、床の展示窓からのぞいている、小さいはやぶさ2も見逃しませんでしたよ!


山中館長さんの展示解説では、ナンタン隕石が鉄の塊でできていること、アエンデ隕石は地球や太陽系の年齢がわかる隕石であること、マーチソン隕石は水を含んでいて、はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの石に含まれていた水と似ていることなどをわかりやすく教えていただきました。宇宙と生命のつながりについて、子供たちにもわかるかたちで話してくださり、最後まで興味の尽きない解説でした。
3つのプログラムを終え、お弁当を食べて、バスの出発時間までスタンプラリーなどで館全体をくまなく楽しんで、それでもまだまだ時間が足りなかったと心を残しつつ、バスに乗り込み帰路につきました。お家に帰って、きっとたくさんの報告ができたことと思います。
今回の講座は、山中館長さんと講座全体をお世話してくださった小松さん、どちらも一言一言が、子供たちの気持ちを上手に引き付ける手腕に富んでいて、同行したスタッフも多方向的に大変勉強になり、大変充実した1日となりました。

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