9月14日(土)サイエンストーク第32弾 日本化学工業株式会社
「変化の科学」『化学反応のおもしろ実験!色とりどりのカプセルを作ろう!』が行われました。


 日本化学工業株式会社は全国に4つの工場を持つ大きな会社で、さまざまな製品の原料となる化学薬品を取り扱っています。「ゆめくりん」のお隣にある愛知工場では「りん酸」などの化学薬品を作っています。
たくさんの社員さんが来て講座のサポートをしてくれました。


 はじめに会社の紹介と、作っている「りん酸」はどんなものに使われているのか、化学反応とはどんなことなのかを教えてくださいました。

子どもたちに理解してもらいたいという思いが伝わるような説明で、参加した子どもたちも真剣な顔をして話を聞いていました。

続いて化学反応を体験する実験を行いました。

それは水のようなサラサラ液体からぷちぷちした触り心地のイクラのようなカプセルを作るものでした。準備された液体に絵具で色をつけ、スポイトでもうひとつの液体にポトポト落とすと、あっという間に固まってキラキラカラフルなカプセルができあがりました。

この実験は液体を混ぜ合わせた時の化学反応が目で見てとてもわかりやすく、参加者には楽しい体験になったと思います。また、実験のために日本化学さんが白衣やゴーグルを準備してくれており、化学者
になったような気分で実験に臨むことができました。 

終わりのあいさつでの「化学は身近で社会に役立つ」とお話してくださったのが印象的でした。
 サイエンストークは年に2回地元の企業の協力で行われる講座です。「武豊町にはこんなすごい会社があるんだ!」と、子どもたちをはじめ、地域の人たちにも知ってもらえるいい機会になっていると思います。
今後も続けていけるといいなと思います。

                         NPOたけとよ しろうさ特派員
   

おすすめ記事