7月16日(土)株式会社ニートレックスの武豊町の本社工場で開催されました。

ゆめプラに集合して、バスで移動、16名の参加で、3組は親子で参加してくれました。

工場に着くと担当の人が出迎えてくれて、講座開始の挨拶の後すぐに工場の説明と製品の主要な要素のダイアモンドについての詳しい説明がありました。

天然のダイアは主に南アフリカで産出されますが、ロシア、オーストラリアでも産出されており、日本でも見つかっているそうです。でも大きさは顕微鏡レベルでとても装飾品にはなりません。

ニートレックス社で使用するダイアは人工のもので、1500度5万気圧の下で製作されるそうで、製作コストは1カラットで数百円だそうです。

ダイアモンドの品質は4つのCで表されるそうで、カラット、カラー、カット、クリアーという事です。ダイアモンドは普通無色透明ですが、少し不純物が混じると色が付くそうです。色のついたダイアには高価なものがあるようです。人口ダイアにも少し黄色味がかった色がついています。こちらはどうしても不純物が混じってしまうのでしょう。

説明の後は工場見学です。研削砥石の製造工程を見せてもらいました。

材料の配合、良く混合して、プレス成形、焼き固めて、金型に接着させます。製品寸法に研磨して仕上げて、出荷となります。

二組に別れての行動となりましたので、残りの半分の組は鉄と、セラミック、超硬の硬さの比較をしました。普通のやすりと、ダイアモンドのやすりを使って削れるか、傷がつくかを調べます。

結果はやってみるまでもなく大体予測が付きます。でも実験で確かめるという事が大切なんですよね。

最後の質問コーナーでは。お母さんから、「この会社に就職させるには学校は理系でしょうか?」というものがでました。

そうそう、サイエンストークの開催目的の一つに、地元の企業を知ってもらって、地元企業に就職を促す。というのもあるのです。

とても有意義な講座になったと思いました。


by さくら




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