8/17(土)、18(日)の2日で「星空シート製作教室」が行われました。



講師は、「ギガスター実行委員会」です。
ちなみに、ギガスターとは、10億の星だそうです。
天文のプロ、物作りのプロ、「星」に魅了された方々、それが、「ギガスター実行委員会」です。

参加者は大人と子どもが半々で、子どもはみんな小学4年生でした。この学年は科学好きが集まっているのかな?これからが楽しみですね。


星空シートは、テレビ画面の前に取りつけて、部屋を暗くすると、約100万個の星々が輝くシート型プラネタリウムです。


シートは、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにして、銀河ステーションからサザンクロスまでを、3分割されています。
  シート1 夏の大三角と白鳥座
  シート2 銀河の中心、さそり座とアンタレス
  シート3 日本からは見ることが出来ない、憧れの南十字星
またシートは、特殊加工されており、表面には各シート、七千個の星穴が印刷されています。



参加者は好きなシートを選び、0.3ミリの針でできた、通称「穴あけ君」を使い、いよいよ穴あけ作業の開始です。
穴あけ作業途中で、1日目が終了。


2日目は、前日に引き続き、穴あけ作業からスタート。
穴あけ作業終了者から暗室に入り、バックライトでシートの点検です。
この時はじめて、昨日からの過酷な作業が報いられるのです。美しい星空です。
作業は進み、フィルタ貼り付け、星と星をつなぎ星座を描き、星座は大きな穴にします。
シート裏から、星の明るさに適した、星の色が付けられます。

出来上がったシートを、暗室で参加者みんなで見ました。
星の色・明るさ・星の瞬き、美しい星空シートの出来上がりです。

参加した子どもたちの瞳も輝いています。
今夜はテレビの前で、DVDのナレーションを聞きながら、家族で星空シートに酔いしれていることでしょう。

のんちゃん

おすすめ記事